ドイツ時代の裁判所(中国青島の旅・10)

    ◆旧ドイツ総督府・最高裁判所〔Kaisersliches Gericht〕
      ◎設計:ハンス・フィットカウ〔Hans Fittkau〕
      ◎竣工:1914年

c0127640_16104040.jpg
昨年4月に青島へ訪れたときの帰国前日、夕飯も地元の食堂で片言の中国語と筆談でどうにか済ますことができ、スーパーで青島ビールや土産を買って、タクシーでホテルへと帰還。
そしてホテルの部屋でビールをチビチビ飲みながら、昼間買った絵葉書をペラペラと見てみる。
『あっ、ここ行った』、『昔はこんな町並みだったのか~』などと、中国の歌番組をBGМに今回の旅を振り返っていた。
しかし、一枚だけ見覚えのない建物が・・・・。その写真は日に照らされ黄色く輝き、私の大好きな20世紀初頭のドイツモダン建築のスタイルだった。
明日は旅行会社の出迎えが朝10時に来るので、朝早起きしてこの建物を探しに行こうとも思ったが、場所の見当がつかない・・・・。
帰りに現地ガイドの方に聞いてみると、前回紹介させていただいた総督府の隣にあるとの事。近くまで行って気づかなかったのだ。
そういう事で、11月の下旬に青島へ再び訪れ、撮影したのがご覧いただいている写真。
ドイツ占領期時代の青島建築の伝統芸である粗石(ルスティカ)積みを採用し、見る角度によって様々な表情を見せてくれる。
また、竣工したのが1914年。つまり、第一次世界大戦に日本が参戦し、青島が陥落する直前に竣工したドイツ時代の最後の建物なのだ。

c0127640_16344410.jpg

c0127640_16352046.jpg

                               見る場所によって、まったく違う建物だと思ってしまう・・・・

c0127640_16422264.jpg

                               坂の町・青島でも二人乗りで頑張ります。
[PR]

by yotaro-hako-emura | 2007-08-18 16:52 | 中華人民共和国・青島