チンタオ・魚山路の旧日本人住宅(中国青島の旅・54)

 ◆チンタオ・魚山路の旧日本人住宅
   ◎設計:日本人建築家?
   ◎竣工:1930年代
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中国の青島(チンタオ)は19世紀末から第一世界大戦でドイツが敗れるまで、ドイツの租借地として開発された街として知られていますが、それ以降は多くの日本人が移り住んだ事でも知られています。
今回紹介させていただいている邸宅も日本人の邸宅として1930年代に建てられたものです。
位置的に言うと、小魚山を峠越えするような感じで貫く魚山路を青島駅方面へ向かった、小魚山の麓にあたる場所にあります。
建物のスタイルとしてはドイツ時代に建てられたものを継承していますが、どことなく日本的な雰囲気も漂う作風です。
またこの邸宅がある一角には同様のスタイルの邸宅があり、恐らくこれらも日本人の邸宅として同時期に建てられたものでしょう。
邸宅の路地も綺麗に舗装され、家自体もちゃんと修繕されていたので、高級住宅として使われているのでしょうか?。

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 ◆朝鮮総督府青島出張所旧址
  ◎設計:日本人建築家?
  ◎竣工:1930年ころ
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以前、〔中国青島の旅・2〕で紹介しましたが、同じ敷地内にあるのがこの邸宅です。
先日発売された〔旅名人ブックス 青島と山東半島、日経BP企画〕でも紹介されてましたので、私も改めて案内させていただきます(笑)。
20世紀初頭にドイツで流行していたモダンな建築様式、〔ユーゲントシュティル〕のスタイルを引き継いだ、青島の歴史的建造物の中でも傑作なものだと思います。
あと、道端からだと見つけづらいので根気よく探しだしてください(笑)。

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こちらはその近くにあった邸宅。先の2軒と似たスタイルなので、これも日本人が建てたものと思われます。小窓がお洒落です。
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by yotaro-hako-emura | 2007-11-02 23:16 | 中華人民共和国・青島

『関根要太郎研究室@はこだて』の番外編ページ。現在は中国・青島の歴史的建造物や町並みの紹介をおこなっております。


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