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八大関景区・イギリス風の民家(中国青島の旅・27)

   ◆チンタオ・八大関景区のイギリス風民家
    ◎設計:不明
    ◎竣工:1931年
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チンタオの八大関には様々なスタイルの邸宅がありますが、〔青島の旅・23〕に続き、またもやイギリスの田舎にありそうな民家風スタイルです。
これは初回の青島訪問の際に購入した写真集に紹介されており、二度目の青島訪問の際、是非とも見たかった邸宅です。
急傾斜で波打ったデザインの屋根、2階のハーフティンバー、1階の煉瓦の組み合わせも見事です。

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                                   窓の配置のせいか、顔にも見えてしまう。
 
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                                   こんな邸宅に住んでみたいものです・・・。
                                   
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by yotaro-hako-emura | 2007-08-31 23:32 | 中華人民共和国・青島

八大関景区・大平角の洋館(中国青島の旅・26)

    ◆チンタオ八大関景区・太平角の洋館
    ◎設計:不明
    ◎竣工:1930年代?
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この邸宅は八大関の東側にあった邸宅です。
中国の著名な人物が住んでいたのか、私の買った絵葉書や写真集で紹介されていました。
素朴なデザインですが、静かな住宅街の雰囲気とマッチした素敵な邸宅でしたね。
あと、ここから数分歩くと、青島の新市街地。20世紀初頭の古いチンタオと、21世紀の新しいチンタオの境界線の場所でもあるのです・・・・。

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                                  素朴なデザインですが、よく観察すると細部はとても素敵です。
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by yotaro-hako-emura | 2007-08-31 23:14 | 中華人民共和国・青島

八大関景区・アールデコ風邸宅、その他の邸宅(中国青島の旅・25)

   ◆チンタオ・八大関景区の住宅群
    ◎設計:不明
    ◎竣工:1930~40年代前半
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今回も引き続き、中国・青島(チンタオ)八大関景区の邸宅紹介です。
しかし、八大関は地図で見たより広かった・・・・。そして様々なスタイルの邸宅がありました・・・・。
雨が降る直前に撮影したので、暗い感じの写真ばかりで申し訳ありません。

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                                 こちらは古典的なスタイルで20世紀初頭に建てられたものだと思っていましたが、1930年代に竣工したそうです。

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                                  道幅が広く、いかにも高級住宅地といった趣です。
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by yotaro-hako-emura | 2007-08-31 22:51 | 中華人民共和国・青島

八大関景区・モダニズム邸宅(中国青島の旅・24)

   ◆八大関景区のモダニズム邸宅
     ◎設計:王屏藩(中国人建築家?)
     ◎竣工:1941年
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前回〔中国青島の旅・23〕で紹介したイギリス風民家の2軒隣にあったのが、この住宅。建築スタイル的には、20世紀初頭の〔ドイツ表現派〕の類に入ると思います。 
最初見た時は、いつぐらいに建てられたものか分からずじまいでしたが、中国語で書かれた青島の建築案内によると、王屏藩なる建築家が設計し1941年に竣工したとの事です。
八大関景区で私が見つけた邸宅の中では、いちばんモダンな邸宅だと思いました。

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                                       中国人建築家の作品も優れたものが多い青島です。
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by yotaro-hako-emura | 2007-08-30 23:15 | 中華人民共和国・青島

八大関景区・イギリス風の民家(中国青島の旅・23)

   ◆八大関景区・イギリス風の民家
      ◎設計:不明
      ◎竣工:1932年
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今回からは青島の観光名所である〔八大関景区〕で見つけた邸宅を何軒か紹介したいと思います。
この八大関景区とは、青島・旧市街地の東側に位置する約1キロ四方の別荘地。
ドイツ租借地時代に何軒か別荘は建てられていたようですが、本格的な開発が始まったのは1920年~30年ころからのようです。
日本人観光客向けのコースは、花石楼といわれる石造りの邸宅と海岸を歩いて終わりになってしまうようです。
現地ガイドの方は『様々なスタイルの邸宅が揃っていますよ~』と私に説明してくれましたが、根気よく探してみれば確かにあります。
但し、これらの邸宅が点在しているので、お時間に余裕があり歩くのが苦にならない方は、八大関景区の邸宅探しをしてみるのも面白いかと思います。

そして私が八大関で見つけた邸宅『その1』がこれです。〔音召関路〕という第一海岸より徒歩5分程度の場所にありました。もとはイギリス人の邸宅だったそうです。
第一海岸前のホテルから幹線道路を歩いていたら、その脇にこのハーフティンバーの邸宅が日を浴びて輝いて建っておりました。
最初にこういう素敵な邸宅を見つけてしまうと、とことん名邸探しをやりたくなってしまうのです・・・・・。

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                                  現在は空き家のようで、傷みが気になりますが、少し手直しすればまだ持ちそうな感じです。

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                                  この屋敷、私の買った絵葉書にも載っていました。
                                   
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by yotaro-hako-emura | 2007-08-28 22:01 | 中華人民共和国・青島

青島迎賓館・旧総督官邸(中国青島の旅・22、その壱)

    ◆総督官邸(現・青島迎賓館)
      ◎設計:シュトラッサー〔Strasser〕、マールケ〔Mahike〕、ラツァロヴィッツ〔L Lazarowicz〕
      ◎竣工:1907年
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 1907年に竣工したというドイツ総督府の官邸。
 私の泊まったホテルの展望レストランからもよく見えましたが、実際に行ってみると写真や遠目で見るよりもはるかに大きく、そして貫禄のある建物でした。
ドイツ租借地時代の総督官邸として使われていた建物は、山の中腹に位置し、周辺に広大な庭があり、門から入って建物まで辿りつくまで相当な時間がかかるという、凄い屋敷です。
そして建物のデザインもこれまた凄い。石張りに様々な装飾、そして中華風ともとれるエッセンスまでが加わって、独特な雰囲気を醸し出していました。
 壁の波模様のデザインは〔青島の旅・1〕で紹介した基督教堂と似ているのですが、そちらの軽やかなデザインとは違い本当に重厚です。

 少し余談になりますが、大正8年に当時帝国大学(東京大学)の建築学科の学生だった、堀口捨巳、山田守、滝沢真弓がここ青島へ訪れ、青島の建築探訪をおこなっています。
 特に滝沢にとって、この青島のドイツ建築との出会いは衝撃的だったようで、卒業設計には青島の総督府官邸などをモチーフとした『山岳倶楽部』なる図案を発表するほどでした。
 そして彼らは大正9年に『分離派建築会』に結成。大正期から昭和初期の日本建築界に新風を吹き込むのです。
 これ以前にドイツのモダンスタイル(ユーゲントシュティル、もしくはジャーマン・セセッション)を作風に用いた建築家は、デ・ラランデ、ヤン・レツル、関根要太郎など多くいましたが、町ごとこのスタイルの建物で彩られていた、青島は若き建築家の卵にとって衝撃的な場所だったに違いありません。

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                                        どこを見ても、とにかくゴツイ・・・・。
 
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                              小魚山より青島迎賓館を望む。基督教堂、天主教会、総督府、そしてこの官邸は、旧市街を歩くと遠くからでも一発で分かる・・・・。
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by yotaro-hako-emura | 2007-08-25 11:52 | 中華人民共和国・青島

青島迎賓館・旧総督官邸(中国青島の旅・22、その弐)

    ◆青島迎賓館(旧ドイツ総督官邸)
      ◎設計:シュトラッサー、マールケ、ラツァロヴィッツ
      ◎竣工:1907年
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外観はゴツゴツした青島迎賓館でしたが、中は木材が多用された落ち着きのある空間でした。
また屋敷内にはこのような美しいステンドグラスも現存しています。
入館料5元があまりにも安すぎる素敵な屋敷です。

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                                    顔がどことなく東洋的ですね・・・・。
 
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                                  こちらはかって温室として使われていたそう。
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by yotaro-hako-emura | 2007-08-25 11:11 | 中華人民共和国・青島

チンタオ天主教会の宿舎(中国青島の旅・21)

     ◆青島天主教会宿舎
       ◎設計:不詳
       ◎竣工:1899年
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紅蘇路を更に海側へ進み、湖南路との一角に乱石積みの素敵な建物がありました。
これは青島の天主教会代表をつとめていた人物の邸宅だったそう。
『いいなぁ~』と思いながら中を覗いていたら、この邸宅に住まわれている初老の男性が一生懸命洗濯物を干しておりました。
とても生活観溢れる青島の古建築たちであります・・・・。

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                                        青島、本当に素敵な町です・・・・。
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by yotaro-hako-emura | 2007-08-24 22:44 | 中華人民共和国・青島

ドイツ海軍提督・副官の邸宅(中国青島の旅・20)

    ◆ドイツ海軍提督副官の邸宅
      ◎設計:ドイツ人建築家?
      ◎竣工:1904年以前?
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前回〔青島の旅・19〕で紹介した旧アメリカ領事館の先は交差点になっており、基督教堂の真下にあたります。
その交差点に交わる紅蘇路を海側に下ると、『いかにも』といったドイツ様式の邸宅ありました。
こちらはドイツ海軍提督副官の邸宅だったそう。何だか威厳すら漂う風格ある建物でした。


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                                     赤煉瓦とハーフティンバーの組み合わせが見事です。

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                                     こちらはその隣にあった、ロシア人が設計したという邸宅。 
                                     道路工事をしていたので、全体景が撮れませんでした・・・・。
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by yotaro-hako-emura | 2007-08-24 22:07 | 中華人民共和国・青島

青島旧アメリカ領事館(中国・青島の旅19)

     ◆旧アメリカ領事館
      ◎設計:シュナイダー〔Schneider〕・・・・ドイツ人建築家
      ◎竣工:1911年

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破風が波打つこの邸宅のデザイン、ドイツで流行したユーゲントシュティルの影響が強く、これもドイツ人の邸宅だと思っていました。
しかし、帰国後に青島の建築を調査した書籍を見てビックリ。この建物はアメリカの領事館だったそう。
但しドイツ人建築家の設計だそうで、青島モダンな作りになっています。

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青島基督教堂より撮影。
ご覧のように旧総督府より基督教堂まで〔青島の旅・15~19〕で紹介した素敵な邸宅が並んでいます。
往復しても10分程度ですので、ちょっとした建築探訪になると思います・・・・。

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                                       ※2006年11月撮影
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by yotaro-hako-emura | 2007-08-23 22:25 | 中華人民共和国・青島