チンタオ・小魚山のアールヌーヴォー風邸宅(中国青島の旅・50)

 ◆チンタオ小魚山・栖霞路のアールヌーヴォー風邸宅
   ◎設計:ドイツ人建築家?
   ◎竣工:1910年ころ?

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この洋館は私の滞在していた青島・第一海浜浴場際のホテルより徒歩約15分、栖霞路という〔青島の旅・48~49〕で紹介した邸宅のすぐ近くにあったものです。
なだらかな小魚山の坂を上っていると、ホテル(飯店)の看板が付いた門があり、そこを覗いてみたら、この洋館がありました。
2階は骨組みの細いハーフーティンバーですが、曲線の具合がどことなくアールヌーヴォー風でもあります。下の写真でご覧いただいている玄関の柱上に付いたマークなど、いかにもそれらしいですよね?。でも、ここはチンタオ。建物全体の雰囲気はやはりドイツ風であります。
どの時代に誰の設計により建てられたが分かりませんが、チンタオらしい洋館です。現在はホテルの施設として使われているのでしょうか・・・・?。

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by yotaro-hako-emura | 2007-10-14 21:15 | 中華人民共和国・青島

チンタオ・小魚山の素朴な洋館(中国青島の旅・49)

 ◆青島小魚山にあった洋館
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今回は〔中国青島の旅・48〕で紹介した旧べルニッキ邸の近くにあった洋館2軒をご案内します。
正直言って、デザインが優れているとか屋敷が豪華だ・・・・等の理由ではなく、ただ素朴な美しさとしいうのでしょうか、そういうものに惹かれてシャッターを押したのが、この2枚です。石塀も素敵だと思いませんか?。
ちなみにこの高台からは遠く海が見下す事ができるようです。何だか、こんな素朴な家に住んでみたいな・・・・、と思ってしまった私であります。

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by yotaro-hako-emura | 2007-10-14 20:39 | 中華人民共和国・青島

チンタオ・小魚山のドイツ租借地時代に建てられた豪邸(中国青島の旅・48)

  ◆旧ペルニッキ邸、伯恩尼克旧址〔The former residence of Bernick〕
     ◎設計:ドイツ人建築家?
     ◎竣工:1905年
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これは〔中国青島の旅・48〕で紹介した石畳のある坂道を上り、尾根伝いを歩くこと数分の場所にあった邸宅です。
道路の塀越しに急傾斜の屋根瓦が一瞬目に飛び込み、『あれ、古い屋敷なのかな・・・・』と思い、覗き込んでみたらご覧いただいているドイツ風の豪邸があったわけです。
青島の絵葉書や写真集で紹介されていたので気にはなっていたのですが、私の滞在していたホテルから徒歩十数分の場所にあったなどとは想像もしていませんでした。気の赴くまま歩いた青島旅行での、思わぬ収穫の一つであります。
この邸宅のかっての家主・ペルニッキの詳しい事は分かりませんが、19世紀のドイツ風のデザインに思わず腰が抜けそうになった私です。そういえば以前、古写真で神戸・風見鶏の館(旧トーマス邸)の設計者として有名なデ・ラランデの作品でこれに似たものを見た事があります。当時のドイツの主流の建築スタイルだったのでしょう・・・・。
隣の邸宅に付けられているスロープの門が開いていたので、そこを下り近くから屋敷を撮影しようと思いましたが、ちょっと遠慮して道路から撮影したのが、ご覧いただいている2枚の写真です。この邸宅を正面から見たかった・・・・。

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by yotaro-hako-emura | 2007-10-08 23:24 | 中華人民共和国・青島

チンタオ・小魚山の石畳のある坂道とドイツ風洋館(中国青島の旅・47)

  ◆チンタオ・小魚山の石畳のある坂道と、ドイツ風洋館
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前回、ドイツ租借地時代に総督副官邸として使われていた〔康有為故居〕を紹介しましたが、そこから道を更に進むと、ご覧のような石畳のある坂道に出会えます。
既に〔中国青島の旅・3〕で紹介しましたが、なかなか風情のある場所だったので改めて紹介させていただきました。
この坂を上りきって左へ曲がると1~2分歩けば、小魚山の展望台の入り口という場所にこの美しい坂道はあります。
またこの坂道を歩いていたら、上の写真でご覧いただいた洋館が・・・・。1階部分がルスティカ(粗石)積みになっている洋館と、この石畳の坂道の構図がとても美しく、思わずシャッターを押してしまった私です。

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                           この邸宅からは、青島の海が望めそうな感じです。
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by yotaro-hako-emura | 2007-10-08 22:40 | 中華人民共和国・青島

チンタオ・ドイツ租借地時代の総督副官邸(中国青島の旅・46)

  ◆ドイツ総督副官邸、現・康有為故居 〔Dienstwohnug des Gouverneurs〕
    ◎設計:ドイツ人建築家?
    ◎竣工:1900年・・・・現在の建物はレプリカ復元
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青島・小魚山には数多くの歴史的建造物が現存していますが、おそらくこの邸宅が唯一公開されているものと思います。
現在は中国の康有為(1858~1927)の記念館として公開されていますが、20世紀初頭のドイツ租借時代は総督副官邸として使われていました。ベランダに覆いかぶさるように付けられた曲線気味の屋根、ベランダ中央の玄関など、とてもユニークです。
現在ご覧いただいている建物は数年前、竣工当時の姿を忠実に再現したレプリカですが、好感の持てる出来栄えだと思いました。
あと、私が滞在していたホテルから近いこともあり、青島の建築に関する絵葉書や書籍等をここで沢山買いましたが、そのお礼でお茶をご馳走になってしまいました。相変わらずの片言&筆談でありましたが、こういう交流が旅の楽しみなんですよね・・・・。近くの幼稚園から子供たちの歌声が聞こえたり、穏やかな昼下がりのチンタオ・小魚山でありました。

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by yotaro-hako-emura | 2007-10-06 21:49 | 中華人民共和国・青島

チンタオ・ドイツ租借時代の税関所長邸宅(中国青島の旅・45)

  ◆旧ドイツ税関所長・オルマー邸、阿里文邸〔Wohnhaus Ohlmar〕
   ◎設計:エルンスト・オルマー〔Ernest Ohlmer〕
    ◎竣工:1900年

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この邸宅は小魚山を貫く幹線道路〔魚山路〕沿い、位置的には小魚山の展望台の真下にあります。
もとはドイツ租借地時代に税関所長をつとめていたエルンスト・オルマー(1847~1927)が、自らの自邸として建てたものだそう。
主にドイツ租借地時代の青島で作られた建物というのは、ドイツのネオルネサンスや20世紀初頭のドイツ版アールヌーヴォーといえる〔ユーゲントシュティル〕風のものが多いなか、この邸宅はイタリア・ルネサンス風のスタイルで、青島の建築の中でも異色なものといえるでしょう。
今の季節だと、まだ木々の葉が生い茂り分かりづらいかも知れませんが、この写真を撮影したときは4月上旬で、第一海浜浴場からも肉眼で確認できました。外壁が修復され、一瞬『最近に建てられた邸宅かな?』とも思いましたが、近くに行ってみるとご覧のような素敵な洋館だったわけです。

またこの邸宅のかっての主・オルマーさん、青島に滞在している間に中国の陶磁器の収集にはまっていたそう。
そのコレクションは現在、故郷・ドイツのヒルデスハイムにあるレーマー博物館に所蔵されているとの事です。

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                         邸宅の塀も素敵ですね・・・・。

※参考文献『全調査東アジアの都市と建築』大成建設刊、1996年
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by yotaro-hako-emura | 2007-10-06 18:07 | 中華人民共和国・青島

チンタオ・小魚山のモダンな邸宅(中国青島の旅・44)

  ◆チンタオ小魚山のユーゲントシュティル風邸宅とアールデコ風邸宅
    ◎設計者:不詳
    ◎竣工年:不詳
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青島というと、旧市街地・東部に位置する〔八大関景区〕がバラエティーに富んだスタイルの建築があると紹介される事が多いですが、こちらの小魚山にも20世紀初頭に建てられた素敵な建物が数多く現存しています。
この邸宅はドイツのユーゲントシュティル風デザインのものです。いつぐらいに建てられたかは謎ですが、恐らくドイツ租借地時代に建てられたモダン住宅を見習って、デザインされたものではないかと思います。玄関破風の曲線が、以前〔中国青島の旅・19〕で紹介した青島の旧アメリカ領事館にどことなく似ています。

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そして、こちらの邸宅はアールデコ風(見方によってはセセッション?)の装飾が付いた邸宅です。幾何学的デザインなのですが、顔にも見えてしまったのは私だけでしょうか・・・・・?。

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この邸宅の破風もやはりドイツ風です・・・・。
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by yotaro-hako-emura | 2007-10-06 17:45 | 中華人民共和国・青島

チンタオ・小魚山の風情ある町並み(中国青島の旅・43)

 ◆中国チンタオ・小魚山の洋館群
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チンタオの小魚山周辺はとても歩き甲斐のある素敵な場所でした。
古い洋館が数多くあり、古い邸宅のあいだの路地を天秤棒を担いだ行商人が『竹や~、竿だけ~』みたいな感じの節を付けて練り歩いている・・・・。
私は日本の高度成長期以降に生まれた世代なので、かっての日本もこんな感じだったのかな・・・・と思い、この小魚山を歩いておりました。
残念ながら海を見下ろせるこの高台の町並みも近年の中国の経済発展により、新たな邸宅へと徐々に建て替えられているようです。
これは勝手な願望ですが、この小魚山の風情がこのまま失われないで欲しいものです。

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by yotaro-hako-emura | 2007-10-06 16:27 | 中華人民共和国・青島

チンタオ・小魚山公園下の洋館(中国青島の旅・42)

 ◆チンタオ・小魚山公園入り口前に建つ洋館
 ◎設計:中国人建築家?
 ◎竣工:1920~30年代?
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チンタオの観光名所である小魚山展望台の周辺には、20世紀初頭ドイツ租借地時代から恐らく20世紀半ばまでに建てられた年代物の洋館が数多く現存しています。
そして今回紹介させていただいている洋館は、小魚山の展望台の入り口にあるものです。今の私が持っている資料だけでは、どの年代に建てられたかは分かりませんが、恐らく第一次世界大戦でドイツが敗れ、青島から退いた以降に建てられたものではないかと思います。
この小魚山を歩いていて、〔193×〕というエンブレムが付いた邸宅も多数見かけましたし、この邸宅も同時期に建てられたものと私は推測しました。このような年代物の邸宅が数多く現存し、生活感に溢れた小魚山の町並みです。

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by yotaro-hako-emura | 2007-10-06 16:04 | 中華人民共和国・青島

チンタオ・小魚山の装飾の美しい洋館(中国青島の旅・41)

  ◆小魚山の装飾の美しい洋館
    ◎設計者:不詳
    ◎竣工年:不詳
 
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こちららの洋館は小魚山の海を望める高台にあったものです。風情のある道幅の狭い通りを歩いていると、この邸宅の窓下の装飾が目に飛び込みました。
煉瓦で彩られた2階の窓枠、アールの付いたベランダの装飾、そしてその下を彩る葉のデザインの装飾・・・・・。
ちょっとした装飾に、この邸宅を建てた人のこだわりのようなものを感じてしまった私です。恐らく1920~30年代に建てられたものだとはないかと思いますが、ドイツの建築スタイルがドイツ人たちが青島から去ったあとも引き継がれたというのも、不思議なものですよね・・・・。

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                         こちらは、この邸宅の近くにあった門。素朴ながら美しい門構でした・・・・。
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by yotaro-hako-emura | 2007-10-06 14:07 | 中華人民共和国・青島