ドイツ時代の警察署(中国青島の旅・12)

    ◆青島市公安局〔ドイツ租借地時代の警察署〕
     ◎設計:ヴェントルプ〔Wentrup〕
      ◎竣工:1905年
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青島駅から徒歩数分のところにドイツ時代の警察署があります。
こちらも青島駅と同様『ネオ・ルネサンス様式』のスタイルで、19世紀末のドイツ建築によく見られるものです。
青島は19世紀末から20世紀初頭のドイツの建築の変貌が手を取るように分かる町ですが、これはどちらかというと、古典的な類に入るのでしょうか・・・・・。
それと建物と、この前の中国語の看板のギャップが何ともいえませんね・・・。

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階段状のステップ・ゲーブルのデザインが簡略化して用いられている。

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左右非対称のデザインの建物なので、見る角度によって違う表情を見せてくれる。入り口は青島建築の得意技の粗石積み。
 
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建物脇の道路から撮影。ここまで来ると本当に違う建物に見えます・・・・。
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by yotaro-hako-emura | 2007-08-19 22:16 | 中華人民共和国・青島

青島駅(中国青島の旅・11)

      ◆青島駅〔Tsingtau Hauptbahnhof〕
         ◎設計:ヴァイラー、ヒルデブラント、ゲデルツ
         ◎竣工:1901年・・・・現在の建物は1993年に再建
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最初に申しておきますが、これは十数年前に再建されたレプリカ建築です。
しかし、どこかの国のように新幹線が通るとか高架線にするとかの理由では、町のシンボルを簡単に消したりはしません。
実を言うと、現在青島駅は中国新幹線工事のため休業中で、昨年秋に訪れたときには大変な事になっていました。但し、新幹線開通にあわせ、さらに創建時の青島駅に近い姿へ復元されるとの事です。
あと建築オタクの解説を少しばかり。建築様式はネオ・ルネサンス風のドイツ建築なのですが、神戸・風見鶏の家の設計で有名なデ・ラランデ作のドイツハウス(横浜山手にあったが、関東大震災で倒壊しています)に、どことなく似ています。
本場ドイツまで行かなくても、青島は近代ドイツの建築史が分かるとても有難い町なのです・・・・。

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                                   レプリカですけど、これは気に入りました。
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by yotaro-hako-emura | 2007-08-18 18:44 | 中華人民共和国・青島