タグ:青島 ( 87 ) タグの人気記事

中国・青島の旅

c0127640_0235645.jpg
◆中国・青島〔チンタオ〕の旅


2006年4月・11月と二回にわたり訪れた、中華人民共和国・青島の建造物、町並みの紹介をおこなっています。
青島は19世紀末から20世紀初頭にドイツの租借地として開発され、その当時のモダンな建築が数多く残り、美しい海岸に起伏に富んだ地形の、とても美しい町です。
訪問回数は二回だけで、すべてまわり切れませんでしたが、この時撮影した写真を少しずつ紹介していく予定です。
どうぞ宜しくお願いします。


❖下のタグ〔青島〕、右のカテゴリ〔中華人民共和国・青島〕をクリックしていただければ、今迄の投稿一覧、及び青島の建築・町並みの写真をご覧になれます。

※左の写真:青島迎賓館(1907年築)内のステンドグラス
[PR]

by yotaro-hako-emura | 2010-05-31 23:59 | 中華人民共和国・青島

チンタオの天主教堂(中国青島の旅・82、その壱)

◆青島天主教堂(旧聖弥愛爾大教堂)
 ◎設計:アルフレッド・フレーベル
 ◎竣工:1934年
c0127640_2301924.jpg

 青島(チンタオ)の天主教堂といえば、この街の象徴とも言える建物です。1934年にアルフレッド・フレーベルというドイツ人建築家の設計より、建てられたこの教会は、2つの塔が天へ延びるように建つゴシックスタイル。高台に建てられた教会の2つの塔は、青島の旧市街地にいれば何処でも目に付きます。何とも言えぬ風格と哀愁・・・・、青島を訪ねこの教会を目にするたび私はそのような印象を抱きました。

 この教会が建てられた1934年といえば、青島を開発したドイツ人たちが去り、それに代わり日本人が移り住んでいた時代。当時、この教会がどのような位置づけで建設されたのか気になるところですが、調査不足でそこまでの詳細は分かりません。ただこの教会、文化大革命の紅衛兵たちによる宗教建築の破壊運動などを間一髪のところで免れるなど、波乱の時代を生き抜いてきたのは確かなようです。そして現在は何の規制もない自由な信仰の場として、竣工当時と同じく教会として使われています。

 あとこの建物の面白いところは、細部に20世紀初頭にドイツ本国で流行した〔ユーゲントシュティル〕のデザインがさりげなく用いられているところでしょう。何となく『かっての主は俺たちだったんだ!』というドイツ人たちの主張にも思えてきますが、時は流れ青島の街は全てを飲み込んでしまったように思えてきました。

c0127640_23221281.jpg
正面から教会を見上げる。
c0127640_23373010.jpg
教会正面の玄関部分。
c0127640_2344626.jpg
ステンドグラス。こちらは最近になって設置されたもものよう。
c0127640_23445153.jpg
こちらはドイツ風のカエル口の窓・・・・・。
[PR]

by yotaro-hako-emura | 2008-08-15 23:47 | 中華人民共和国・青島

チンタオの天主教堂(中国青島の旅・82、その弐)

c0127640_164846.jpg
◆チンタオの天主教堂

前回投稿したその1の続きです。

c0127640_1683822.jpg
c0127640_1693490.jpg
c0127640_16105332.jpg
c0127640_16123756.jpg
c0127640_16131048.jpg

[PR]

by yotaro-hako-emura | 2008-08-02 00:02 | 中華人民共和国・青島

チンタオ・教会の坂下にあるドイツ時代のホテル(中国青島の旅・81)

◆ドイツ租借地時代のホテル
  ◎設計:ドイツ人建築家?
  ◎竣工:1904年
c0127640_21575354.jpg
 今回紹介するの青島の旧市街地のランドマーク的存在である天主教会の坂下に建つ、ドイツ租借地からある、築100年の建物です。
 このブログでもたびたび紹介してきましたが、現在チンタオは今年夏におこなわれる北京オリンピック(チンタオはヨット競技の会場になっている)に向けて市内は再開発の真っ最中。私が訪れた時も下の写真でご覧のように、かなりの場所で新築工事がおこなわれていました。

 それらの建物はドイツ租借地時代を意識したのでしょうか、表面的にはレトロ風の外観に仕上がったものが多いなか、このドイツ時代からある築100年のかってのホテルは、それらのレトロ風の建物とは違う風格を漂わせていました。
 このような建物がそのまま残されてこそ、街の歴史や風格は受け継がれていくのかとな・・・・?と、この写真を見ながらふと考えてしまったものです。

c0127640_21455741.jpg
c0127640_214732.jpg

[PR]

by yotaro-hako-emura | 2008-07-06 22:05 | 中華人民共和国・青島

チンタオ・教会の見える坂道より(中国青島の旅・80)

c0127640_23172748.jpg
◆青島・基督教会が見える坂道より
 今回は青島の建築探訪記の最初に紹介した青島基督教堂を改めて紹介したいと思います。
 1910年に建てられたドイツ・ユーゲントシュティル風の鐘楼はいつ見ても美しいものです。坂の町・青島だからこそ、この鐘楼はそれ以上に映えるのでしょうか。季節はずれですが、枯葉散る晩秋の基督教会でした。

c0127640_23152391.jpg

c0127640_23264736.jpg

[PR]

by yotaro-hako-emura | 2008-05-27 06:02 | 中華人民共和国・青島

チンタオ・教会の見える坂道より(中国青島の旅・79)

c0127640_555090.jpg
★青島の天主教会

 そして青島の顔ともいうべきもう一つの教会が、1933年に建てられた天主教会です。こちらの教会は青島の旧市街地のちょうど中心にあたる場所にあるので、とにかくよく目立ちます。
 戦争、文化大革命など青島の激動の時代を生き抜いてきた教会は、この街の歴史を見続けてきたのでしょうか?。ゴシック様式の教会の鐘楼は間違いなく青島を代表する美しい風景だと言えるでしょう。

c0127640_5562627.jpg

c0127640_5574487.jpg
教会前も石畳の坂道。
[PR]

by yotaro-hako-emura | 2008-05-26 23:59 | 中華人民共和国・青島

チンタオ・広西路にあるドイツ租借時代の商館(中国青島の旅・78)

c0127640_23165814.jpg
◆旧カール・べディガー商会〔Haus der Firma Carl Bodiker &Co.〕
 ◎設計:ドイツ人建築家
 ◎竣工:1903年

 今回ご覧頂いた写真の建物は青島駅より、小魚山方面へ向かう〔広西路〕にあったもの。
 建物前に生い茂った並木で少し分かりづらいですが、ドイツ古典風のルネサンス・デザインが施されています。青島は20世紀初頭ドイツの租借地だったことから、ドイツ風の建物が多く建てられたのですが、それらの建物とはまた雰囲気が違う・・・・。何とこの建物、青島がドイツに租借されて間もない1903年に建築されたもので、青島でも貴重なドイツ租借地時代の遺構なのです。
 2階はベランダが付いたコロニアル・スタイル。百年後の現在、交通量の多い〔広西路〕にてこの建物は過去を知り尽くした老人のように静かに佇んでいるようでした・・・・。

c0127640_23204274.jpg
◆旧ズネトラーゲ・ジームセン商会
 ◎設計:ドイツ人建築家
 ◎竣工:1904年

 そして先の建物の左隣にあるのが赤煉瓦の洋館。こちらもドイツ租借地時代に商館として建てられたものだそうです。
 百年前にドイツ商人が東方の地で抱いた野望は既に消え去り、過ぎ去った時を許したかのような穏やかさがこの建物には漂っていたような気がしました・・・・。
[PR]

by yotaro-hako-emura | 2008-05-12 23:46 | 中華人民共和国・青島

チンタオ・ドイツ風外観の邸宅と幼稚園(中国青島の旅・77)

c0127640_317379.jpg
◆天主教会そばにあるドイツ風外観の邸宅

 この邸宅は後日紹介予定の天主教会のそばにあった邸宅。改修されたせいもあるかも知れませんが、とにかくド派手に感じてしまう建物でありました。
 現地で購入したチンタオの古建築を紹介した書籍によると、1918年頃に建てられたものだそうです。その頃、ドイツは第一次世界大戦で敗れ、チンタオを去っている筈ですから、一体誰が西欧風の邸宅を建てたのでしょうか・・・・・?。

****************************************************************************************
c0127640_3182742.jpg
◆湖南路にあったドイツ風外観の幼稚園
 
 そしてこちらは1924年に建てられたもので、現在は幼稚園として使われています。こちらもコテコテの西欧古典風のデザインです。このド派手なオレンジ色の塗装が見事にマッチしています。
 こうして青島で撮影した写真を眺めながら、どの時代に建てられたものでも、歴史的遺産として大切にそれらの建物を守り使い続けている、青島の人々の懐の深さに改めて感心してしまいます・・・・・。
[PR]

by yotaro-hako-emura | 2008-04-10 01:33 | 中華人民共和国・青島

チンタオ・塔のある美しい邸宅(中国青島の旅・76)

c0127640_1483392.jpg
◆チンタオ・塔の付いた邸宅

 以前〔中国青島の旅・73〕でも紹介しましたが、今回紹介するも塔が付いた邸宅たち。
 まず最初にご覧頂いたのが、ドイツ租借地時代に総督府として使われていた建物より徒歩数分にあったもの。現地で購入した青島の古建築を案内する書籍には紹介されていませんでしたが、恐らく1930年頃に建てられたものと思われます。

***************************************************************************
c0127640_1492090.jpg
◆旧高示甫邸宅
◎設計者:不詳
◎竣工年:1933年

 そしてこちらも塔の付いた美しい邸宅。邸宅前に茂る木々で少し見づらいですが、玄関前の西欧建築に見られる古典的オーダーや、屋根に付けられたドイツ建築特有のカエル口ふうの小窓など、1930年代のチンタオの邸宅によく見られる〔ごった煮スタイル〕のものです。
 門の装飾が美しかったのですが、肝心の部分を撮影するのを忘れてしまいました。今さら悔やんでいます・・・・・。

c0127640_1495695.jpg

[PR]

by yotaro-hako-emura | 2008-04-09 23:59 | 中華人民共和国・青島

チンタオ迎賓館下の風情溢れる町並み(中国青島の旅・75)

c0127640_1261168.jpg
◆チンタオ迎賓館下の町並み

 こちらはドイツ租借地時代に総督の官邸として使われていた青島迎賓館下の風景です。
 写真をご覧いただければお分かりのように、赤レンガの建物の左側は靴の修理屋さん。カタコトとリズムの良い靴を直す木槌の音が響いておりました。

 また下の写真の橋、ただの変哲のないものと思われるかも知れませんが、現地で購入したドイツ租借地時代のチンタオを紹介した絵はがきを見てみると、既にこの橋が写っていました。築100年近い年代物の橋のようです。

c0127640_1271972.jpg

******************************************************************************************
c0127640_1282159.jpg
◆そして再びチンタオの石畳の道

 そして先程の場所からすぐの場所には、石畳の道が・・・・・。風情あるチンタオの裏通りであります。
c0127640_129350.jpg

[PR]

by yotaro-hako-emura | 2008-04-08 23:59 | 中華人民共和国・青島