チンタオ駅前にあるドイツ租借地時代のホテル(中国青島の旅・67)
2008年 01月 02日
◆旧車駅飯店(ドイツ租借地時代のホテル)
◎設計:ドイツ人建築家?
◎竣工:1913年
現在チンタオ駅は、今年8月におこなわれる北京オリンピックに向け(チンタオはヨット競技の会場になっている)急ピッチで駅の改修・増築がおこなわれています。私が最後にチンタオへ訪れた一昨年(2006年)の11月は増築工事が始まった頃でしたが、チンタオ在住の方が運営されているブログを拝見すると、旧駅舎を活かした新駅舎は近々完成するようです。その方のブログに紹介されていた完成予想図の写真によると、駅舎全体が20世紀初頭のドイツ租借地時代に建てられた旧駅舎を継承したデザインになるそうで、チンタオの新しい名所となりそうな感じです。
かなり前置きが長くなりましたが、その駅前広場の一角にあるのがこの建物です。この金色のドームが印象的な建物は、ドイツ租借地時代の1913年にターミナルホテルとして建てられたものだといいます。ドイツ租借地時代の建物は20世紀初頭にドイツ本国で流行していた〔ユーゲントシュティル〕という、ドイツ版のアールヌーヴォーの影響が強い見られる建造物が多いのですが、こちらは19世紀以前のクラシカルな雰囲気が漂うものです。恐らく最近この金色のドームに取り替えられたのでしょうが、今から90年前も金色のドームは輝いていたんでしょうね・・・・。
写真右手の道路の先には、チンタオの海岸線が・・・・。
これは2006年11月チンタオに訪れたさい撮影したもの。以前は空家でしたが、日本式ラーメンの店が入っていました。さすが駅前の好物件と言ったところですか・・・・。
◎設計:ドイツ人建築家?
◎竣工:1913年
かなり前置きが長くなりましたが、その駅前広場の一角にあるのがこの建物です。この金色のドームが印象的な建物は、ドイツ租借地時代の1913年にターミナルホテルとして建てられたものだといいます。ドイツ租借地時代の建物は20世紀初頭にドイツ本国で流行していた〔ユーゲントシュティル〕という、ドイツ版のアールヌーヴォーの影響が強い見られる建造物が多いのですが、こちらは19世紀以前のクラシカルな雰囲気が漂うものです。恐らく最近この金色のドームに取り替えられたのでしょうが、今から90年前も金色のドームは輝いていたんでしょうね・・・・。
by yotaro-hako-emura
| 2008-01-02 00:36
| 中華人民共和国・青島