チンタオの裏通りを歩く・その4(中国青島の旅・71)
2008年 02月 25日

前回、チンタオの生活感溢れる裏通りの風景を紹介しましたが、こちらはチンタオ旧市街地のメインストリートである中山路から少し脇に入ったところにあった建物です。
下の写真をご覧頂くとご覧のように1階は飲食店などが入っていますが、2階の木造部分に目をよく観察してみると、上の写真のような美しい装飾が施されていたわけです。チンタオがドイツ租借されていた20世紀初頭に建てられたものなのか、それ以降の日本統治時代のものか地元中国の人達が建てたかは分かりませんが、素朴ながらも美のこだわりのようなものが感じられちょっぴり感動してしまいました。どこの町を歩いても、こういう素朴ながら美しいものを発見すると嬉しくなってしまいます。

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そしてこちらはチンタオ駅の裏手にあった煉瓦造りの建物。恐らくチンタオ駅の施設だと思いますが、なんとなく哀愁を誘う風景です。

続いてご覧頂いているのが、チンタオ駅より警察署へ向かう道にあった建物。
現在、チンタオ駅は今年夏のオリンピックへ向けて大改修工事中で駅周辺も再開発がおこなわれているようなので、この建物は取り壊されてしまったようです。かっては旅館として使われていたというので、様々な人達の思い出が詰まっていることでしょう・・・・。
by yotaro-hako-emura
| 2008-02-25 00:36
| 中華人民共和国・青島
