チンタオ・塔のある美しい邸宅(中国青島の旅・76)
2008年 04月 09日

以前〔中国青島の旅・73〕でも紹介しましたが、今回紹介するも塔が付いた邸宅たち。
まず最初にご覧頂いたのが、ドイツ租借地時代に総督府として使われていた建物より徒歩数分にあったもの。現地で購入した青島の古建築を案内する書籍には紹介されていませんでしたが、恐らく1930年頃に建てられたものと思われます。
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◎設計者:不詳
◎竣工年:1933年
そしてこちらも塔の付いた美しい邸宅。邸宅前に茂る木々で少し見づらいですが、玄関前の西欧建築に見られる古典的オーダーや、屋根に付けられたドイツ建築特有のカエル口ふうの小窓など、1930年代のチンタオの邸宅によく見られる〔ごった煮スタイル〕のものです。
門の装飾が美しかったのですが、肝心の部分を撮影するのを忘れてしまいました。今さら悔やんでいます・・・・・。

by yotaro-hako-emura
| 2008-04-09 23:59
| 中華人民共和国・青島
